ROI(Return on Investment)とは、費用対効果のことを指す。
企業が広告などに投資したコストに対して、得られる利益の割合。
広告に費やししたコストが、実際どれくらいの成果(売上、利益、資料請求件数など)につながったのかあを計測する際の試費用となる。
ROI=(利益ー投資コスト)+投資コスト×100
利益から投資コストを引き、それを投資コストで割ることでROIが算出されます。
例えば、利益10,000円の商品を売るために、1,000円の投資が行われた場合は、
(10,000円-1000円)÷1,000円×100=900%
となり、ROI 900%となります。(1円の広告費に対して9円の利益)
ROIのメリット・デメリット
ROI(Return on Investment)は、計算から投下した費用に対する効果を見ることがきる。
メリットは、どの事業の費用対効果がよいかを利益ベースで可視化できる。
一方で、デメリットも利益ベースであることに由来する
ROIだけを見ると、短期的な利益を追求してしまい、会社全体の戦略や事業の長期的な利益を後回しにしがちになる。
最もわかりやすいのは、イノベーションのジレンマ。破壊的イノベーションは、はじめ費用対効果が悪いのが一般的。
企業はROIの高いものに投資をしがちだが、ROIは長期的な評価には向いておらず、現状のROIが低いからといって、その投資が実を結ばないとは言い切れない。