こんにちは。そら(@sora0free0)です。
今回7冊目は、南場智子さんの「不恰好経営〜チームDeNAの挑戦」を読んだ感想です。
経営者が書いた本もとても面白く、勉強になるので継続的に読書していこうかと思います。
本書を読んで、まず結論からいうと、大手コンサル会社マッキンゼーから起業し多様な仲間と切磋琢磨しDeNAをここまで大きく育てたストーリーが凝縮されています。
タイトルにある通り、経営者として不恰好だった著者が経営とはこんなにも面白いと言い切れるまでがむしゃらになり進んでいます。
本書を読むべきおすすめな人は?
- 経営について興味がある人
- DeNAがどうして成長できたか知りたい人
- 働き方について悩んでいる人
この本で学べることは?
- 経営が面白いものだと思える
- DeNAについて
- 働き方について
それでは、読んだ感想も含め、まとめて共有したいと思います。
よろしくお願いします〜〜。
『不恰好経営〜チームDeNAの挑戦』のざっくり要約
本書の構成は全部で第8章から成り立っています。
- 立ち上げ
- 生い立ち
- 金策
- モバイルシフト
- ソーシャルゲーム
- 退任
- 人と組織
- これから
1章〜2章は南場さんがどのような人なのか記載されております。
僕が驚いたのは、会社員から企業するだけあって、子供時代からずっと活発な人かと思っていました。
しかし、絶対君主の父の中で育った影響で父の言っていることは全て正しいと思い込んで育っていました。
そのため、考えることはあまりなく父の言葉全て正しいと思いまた、大人しい子だったそうです。
ただ、大学で留学をしたきっかけで父と話し合い大きく考え方が変わってきました。
3章〜7章にかけてはDeNAをどのように成長させてきた奔走する南場さんの鼓動が臨場感溢れる描写で書かれています。
8章はこれからのDeNAの未来について記載があり、本書を執筆されたのが、2013年なので現在も継続して続いています。
『不恰好経営〜チームDeNAの挑戦』本を読んで気づいたこと
DeNA社員のを表す記載がありました。
誰よりも働く、人を責めない、人格を認める、スター社員に嬉々とする、トラブルにも嬉々とする。そして、俺は聞いていない、バイパスするな、などという言葉も概念も一切ない。とにかく、一歩でも、ちょっとでも前に進むことしか考えない。成功やアイディアの帰属よりもチームの成功を優先し。「誰」ではなく「何」を重視する。
第4章 P130
そして、DeNAのミッション・ビジョンとなっているDQこちらは僕自身も共感したので個人的にしっかりできるように取り組んで行きたいと思いました。
DeNA Quality ~Delightにまっすぐに向かうチームであるために~
「こと」に向かう
本質的な価値を提供することに集中する
全力コミット
球の表面積を担うプロフェッショナルとしてチームの目標に向けて全力を尽くす
2ランクアップ
自身の二つ上の視座を意識して 仕事に取り組む
透明性
チームで成果を上げるために、正直でオープンなコミュニケーションを心がける
発言責任
役割にかかわらず、しっかりと自分の考えを示す
『不恰好経営〜チームDeNAの挑戦』本を通してやって見ること
僕は本書を通して『DeNA Quality』について知りました。
そして、『DeNA Quality』に共感しました。
新しいことにチャレンジし情熱を持って取り組む会社であると思います。
僕は変化するデジタルマーケティングにおいて、常に自身のスキルの幅を広げていく事が必須であると考えています。
僕の目指すキャリアビジョンの実現において大きな予算、豊富なデータを保有する環境での就業は、いかなるシーンにおいても問題解決が出来るデジタルマーケターを目指すうえで必須であると考えています。
併せて、御社の理念である『DeNA Quality』は、私が今迄の仕事においてもっとも大事にしてきた価値観と合致しています。
DeNAの社員ではないのですが、共通することがあるのでDQに基づいてできることはやって行きたいと思いました。
魅かれた言葉
第7章で南場さんが言った言葉あります。
DeNAでは「誰が言ったかではなく何を言ったか」という表現を用いて、「人」ではなく「コト」に意識を集中するように声を掛け合っている。誰かが言ったことが常に正しいと思ったり、誰かに常に同意するようになったら、その人の存在意識がなくなるし、「誰派」的な政治の要素ともなり、組織を極端に弱くする。
人と組織 P222
「コト」に向かうは個人的に好きな言葉です。
誰かの機嫌を窺って本質的な行動に向かわなかったり、短期的な利益を追い求めて本質的な価値を見失ってしまう姿勢を良しとしていないのかなと思います。
おわりに
本書を読んで僕は、独自の思考と力強強い突破力で結果が出せる人材になりたいと思いました。
特定の組織にだけ通用する仕事をマスターするのではなく、どんな環境においても力を発揮できるようになっていきたいです。
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